異年齢保育と子どもたち
新年度も保護者の皆様のおかげで、無事スタートすることができました。
お子様にとって、毎日の生活が楽しく、充実したものになるように、職員一同力を合わせて、お子様の成長を見守っていきたいと思っております。
本年度も、ご協力宜しくお願い致します。
子どもたちは、日々の生活や遊び・異年齢での関わりを通してたくさんの成長する姿を見せてくれます。
少子化により、家庭でも 地域でも異年齢の子どもたちが一緒に関わる姿が見られなくなってきている今、保育園で異年齢で関わる事は 子どもたちにとってとても貴重な経験になると思います。
異年齢で関わることにより、小さい子は大きい子に憧れの気持ちを抱き、また、大きい子は小さい子を大切に思い、優しく関わっています。
「人と関わる力」を育むには、同年齢で関わることも大切ですが、いろいろな年齢・いろいろな人と多く関わることでより育まれるものだと思います。
保育園では、泣いているお友達にそっと寄り添う姿やおもちゃを手渡す姿、また、できなくて困っているとそっとお手伝いする姿や「こうやってするんだよ」と教えてあげている姿など、子ども同士自然に関わり合う姿が見られます。その光景はとてもほほえましく、子どもたちの成長を感じます。
一人ひとり考えること、感じること、できることが違うことに気付くことで、人を思いやる(相手の立場になる)ことができます。
そして、友だちを大切に思い好きになる「心」を育てていくことが、子どもたちのこれからの人との関わり方を変えていくと思います。
同年齢で関わる時間も大切にしながら、日々の生活の中で、異年齢で関わることも大切にしていきたいと思います。
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